フリーランスになる前に準備すべきこと

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フリーランスになりたい、もしくはフリーランスになりたいがスキル不足で自信が持てない、と思っている方もいるのではないでしょうか。
フリーランスに必要なスキルとは何か、必要なスキルを身につけるための具体的な行動をしていきます。

フリーランスになる前にやっておくべきこと

足りないスキルを身につけよう

職種にもよりますが、次のことを調べ、必要なスキル取得の方法を明確にしていきましょう。

・学校や講座に通う必要があるか(独学でも習得できるのか)
・資格取得の必要はあるか(必要はなくても資格が有利に働くか)

例えばWebエンジニアの場合はどうでしょう。

例:学校や講座に通う必要があるか

プログラミングスクールで1〜2ヶ月質問し放題で学ぶ方法がありますが、独学で学ぶこともできます。
独学の場合は、progateで3〜4ヶ月かかりますので、やや効率が悪いです。
プログランイングスクールでは、メンターが現役のエンジニアのため、質が高いです。

例:資格取得の必要はあるのか

資格はなくても問題ありません。
業務を進める上で特に資格のあるなしで問題になることはありません。
ただし、例えば未経験からWebエンジニアになる際や転職をするときには、実績や経験を重んじられます。
資格よりも、自分の作品のポートフォリオを数多く持ってみせれることが重要でしょう。

こういう感じで自分が目指す職種をリサーチして知る必要があります。
そして、なるべく短期間で必要なスキルを習得しましょう。

クリエイティブ系は作品サンプルを、IT系はポートフォリオを作ろう!

どんな分野も同様ですが、特にクリエイティブ系の職種のスキルは実際に作品をどんどん制作していかなければ伸びません。
実戦を想定したサンプルを数多く作っていきましょう。
IT業界では、自分のこれまでの実績をアピールするための成果集のことをポートフォリオと呼んでいます。
ポートフォリオは自分のスキルや実績を対外的にアピールするもので、いわば履歴書の自己PRのようなものです。
最近ではWEB上でポートフォリオを公開するWEBポートフォリオがよく使われます。
ポートフォリオはプログラマーの場合自分のスキルを見せる場なのですが、掲載するプログラムや過去の実績、成果物だけでなく、ポートフォリオそのものの出来栄えも評価されます。

WEBエンジニアが就職、転職の際に企業側からポートフォリオの提出を求められることは、ほとんどありません。
しかしポートフォリオを作成し提出した場合、エンジニアとしての実務未経験者がポートフォリオを作成し、WEB上で自らのサンプルプログラムを公開する事は非常に有効です。
企業の採用担当者は、WEBポートフォリオを見れば例え実務経験がなくともプログラマーとして十分なスキルを持っているかどうかを判断できます。
またポートフォリオを作るという行為自体が、前向きに取り組んでいるという証にもなります。
勉強にもなるので、実務未経験からエンジニアのフリーランスを目指す方は是非ポートフォリオを作成に挑戦してみましょう。

税金、保険、年金関連の手続きをする

税務署へ届け出す書類

【開業届】

開業届けとは「個人事業の開業・廃業等届出書」が正式名称で、個人が新しく事業を始める際に税務署に提出してそれを宣言する手続きのことです。
提出期限は、開業から1ヶ月です。
開業届けを提出しなかったからといって、罰則はありませんが、開業者の義務です。
いろいろなメリットもあるため、必ず提出しましょう。

【青色申告承認申請書】

青色申告承認申請書の正式名称は「所得税の青色申告承認申請書」で、青色申告をする場合は必ず提出しなければいけません。
提出しなかった場合は、自動的に白色申告となります。
青色申告をすることで10万円もしくは65万円の控除を受けられ、さらに翌年に赤字を繰り越せるなど節税効果の高さがメリットと言えます。

なんか、結構面倒ですね。
でもご安心ください。
個人事業主の開業に必要な書類が無料で一括作成できます。
開業届・青色申告承認申請書など各種書類に対応している「開業Freee」があります。

フリーランスビジネスを初めると、確定申告の必要も出てきます。
この「開業Freee」を利用すると、「会計Freee」のソフトの優待クーポンも進呈されます。

健康保険

会社員だった人は退職と同時に社会保険が切れます。
慌てる事のないよう事前に確認しておきましょう。
下記の4つの選択肢があります。

・国民健康保険に加入する
・任意継続被保険者制度を利用する
・健康保険組合に加入する
・家族の扶養に入る

国民健康保険

フリーランスの健康保険といえば、国民健康保険が一般的です。
国民健康保険に加入する場合は、住居のある市区町村役場の担当窓口で「国民健康保険被保険者資格取得届」を記入し手続きを行います。
手続きの提出期限は、退職した翌日(社会保険の喪失日)から14日以内です。
広島市は国保が最も高く、静岡県富士市は最も安いです。
自治体によって、国保料金が違います。

任意継続被保険者制度

任意継続被保険者制度とは、退職してからも在職中と同じ健康保険に引き続き加入でき、同様の被保険者資格を保持し続けることができるというものです。
2ヶ月以上同じ健康保険に加入し続けていれば利用することができます。
退職後20日以内に手続きを行います。
会社を辞めた直後の人のみがうけられるので、手続きの期間を逃さないように注意しましょう。
また保険料については、これまで会社が負担していた半額分がなくなるため負担額が倍になります。

健康保険組合

健康保険組合とは、決まった職業に従事する人が加入できる限定された健康保険です。
例えば、美容師が加入できる東京美容国民健康保険組合や、大工が加入できる全国土木建築国民健康保険組合などがあります。
ITフリーランスの場合は、「文芸美術国民健康保険組合」に加入できます。
この保険組合は通常、文芸・美術・映画・写真などの職種に従事する方が加入していますが、WEBデザイナーも含まれます。
ITフリーランスでも、画面デザインやWEB制作・アイコン作成などが業務に含まれますので、WEBデザイナーと名乗る事ができれば対象者になります。

家族の扶養に入る

両親や配偶者などの家族が健康保険に加入していれば、家族の健康保険の被扶養者になれる可能性があります。
ご自身(被扶養者)の年間収入が130万円未満、且つ家族(被保険者)の年間収入の半分未満である場合に限定されます。

国民年金

会社を辞めたら、すぐに国民年金を支払うための手続きを行いましょう。
会社員だった人は、厚生年金からの切り替えになります。
健康保険と違って、こちらは他の選択肢はありません。
加入手続きは市区町村で行えますので、市区町村役場、または支所へ出向きましょう。
厚生年金を支払っていた月(=退職した月)と国民年金に加入した月は、連続していなければいけません。
隙間なく支払うことが年金の原則ですので、退職した翌月にはすべての手続きを終えていきましょう。
ただ、会社員の厚生年金と比較して国民年金は受給額が少ないため、その対策として国民年金に加えて加えて国民年金基金に加入するのも一つの方法です。
国民年金基金は、簡単に言うと国民年金に上乗せして支払う年金保険料のことです。
毎月少ない掛け金から上乗せして納付でき、将来の受給額増につなげられます。
掛け金は加入後も増減できますので、収入が増えてきたらさらに上乗せしてもいいでしょう。
全額所得控除対象ですので、所得税・住民税の節税としても適しています。

必要なものを揃える

フリーランスとして活動する時に、最初にやっておきたいのが仕事環境を整えることです。
環境ひとつで、フリーランスの仕事に影響が出てくるのであればちゃちゃっと整えて、仕事がしやすい体制になれば売上も上がってきます。
フリーランスとして活動するための仕事場を作っていきましょう。

パソコン

フリーランスで使うパソコン選びのポイントを説明します。

フリーランスの業種、ライターorエンジニアorデザイナーのどれかで重視するスペックが変わりますが、以下の性能を押さえておけば充分です。

  • CPU:intel core i5 か intel core i7
  • メモリ:8GB以上
  • 容量:SSDとついているもの

パソコンの容量にはHDDとSSDの2つの種類があるのですが、HDDは安いのですが性能が悪くパソコンを立ち上げるだけでも数分かかります。
しかし、SSDは性能が高いため、30秒ほどでパソコンを立ち上げることができるので、買うならSSDのパソコンがおすすめです。

ということで、おすすめは、「Macbook pro 13」です。
Macは、クリエイター系、エンジニア、デザイナーにとても人気があります。
私も使っており、申し分ないスペックです。

とはいえWindowsがいいという人も多いです。
Windowsなら「ThinkPad X1 Carbon」です。
MacBookかThinkPadのどちらかをでしょう。
フリーランスの仕事道具の重要な位置づけであるパソコンですから、少々価格が高くても、スペック重視になってしまいます。

銀行口座

仕事で使える銀行口座を作りましょう。
クライアントに発行する請求書に、自分の銀行口座を記載する必要があるからです。
銀行口座を作るなら「ゆうちょ銀行」を選ぶことをおすすめします。
ゆうちょ銀行のメリットは、地域密着型でありながら、メガバンク並み利便性と、メガバンク以上の規模を誇るという点です。
多くの支店・ATMが日本全国にあり、さらにゆうちょダイレクトサービスもあるため、利便性ではメガバンクやネット銀行に引けを取らないでしょう。
このゆうちょダイレクトサービスは、インターネットで講座内容を確認したり振り込み手続きができます。
その都度銀行に行かなくても、オンラインでできるので、時間短縮になり、効率化が図れます。

今回の記事が、フリーランス志望者の参考になれば幸いです。

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