日本人を小馬鹿にした「Tokyo Bon 東京盆踊り2020」は面白すぎる

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みなさん、今回は、2年前にアジアで流行った「Tokyo Bon東京盆踊り2020」について紹介します。 
この曲はJapanglishのチャーミングさを滑稽に歌ったものです。

「Tokyo Bon 東京盆踊り2020」ってどんな曲

まずは、下記YouTubeで聞いてみてください。

いかがでしょうか?
この音楽が頭にこびりつきます。
盆踊りとタイトルある通り、盆踊りのようで、「はーいやさっさ」と沖縄民謡の合いの手も入っています。
最初はコントから始まり、全般を通してストーリー性があります。

1番の歌詞は以下の通りです。

Ohayo Tokyo Konichiwa
Sumimasen I’m foreigner
I don’t speak Japanese
But I love Aoi Sora
When you say Wakarimashita
I say Hitachi Toyota
Kawasaki Nintendo
Canon Sony Honda
I’m losing my way
Obasan where should I go?
Shinjuku so big
I need a Doraemon
You speak Japanglish
And show me body language
What can I do?
Where should I go? No nonono 

Japanglishの単語を並べた歌詞はナンセンスな言葉遊びながら、子どもから大人までが楽しめる語感があり、ネット上には世界各国から「一度聴くと頭から離れない」「PPAPに続く日本の神曲」といったコメントが溢れていました。

音楽プロデュースとボーカルのNameweeは、
「私は世界各国の文化を尊重しています。Japanglishの響きは外国人にとって、とてもチャーミングで印象的だったので、今回の作品の歌詞に取り入れてみました。」と語っていました。
歌を聴いていると、馬鹿にしているという印象はなく、日本の大企業名を歌詞に入れリスペクトもしているし、歌い方に日本愛も感じられ、憎めない印象でした。

なぜ、アジア各国、世界で流行したか

海外で知名度の高い人気アーティストが日本の伝統文化である「盆踊り(Bon Dance)」を作曲するのは世界初です。
本作に盆踊りの振り付けと三味線の演奏で参加した創作日本舞踊家の孝藤右近はミュージックビデオの中で連獅子に扮し、夢乃屋エンターテイメントのダンスチーム SAMURAI6と花魁Girlsは踊りと衣装で日本の伝統文化の色を添えています。
ミュージックビデオには「I Miss You(好想你)」の大ヒットで知られる中華圏のトップアイドル Joyce Chu(四葉草)、80万超のフォロワー数を持つ人気YouTubeチャンネル「RyuuuTV」のRyu WanSianとYuma Oe、台湾の人気YouTubeチャンネル「MaoMao TV」のTsaiTi Mao、香港の人気YouTubeチャンネル「Mira’s Garden」のMira Yim、マレーシアの人気YouTubeチャンネル「ShenLim TV」のShen Lim、アジア最大のライブメディア「17LIVE」の日本人トップライバー葉山柚子など、アジア各国から多数のインフルエンサーが出演しています。

出演者たちが国境を越えて手をつなぎ盆踊りを踊るという、東京オリンピックに向けて盛り上がりを見せる日本のお祭りムードや日本の精神である和の心をユーモラスな形で表現した内容となっています。

YouTubeだけでなく、Facebook、Instagram、Twitter、Weibo、秒拍、美拍、Youku、bilibiliなど、世界各国の動画プラットフォームに拡散されました。
中国、台湾、香港、フィリピンなど海外ニュースでも取り上げられました。
残念ながら、日本国内においては、若者に人気のアプリ「Tik Tok」で火が付き、流行に敏感な女子高生を中心としてカバー動画を投稿するなどはあったものの、流行りませんでした。
私も、セブのゲストハウス“Uh-huh house”の人から聞くまで知りませんでした。

さあ、新型コロナウィルスで東京オリンピックも延期になりました。
Japanglishでも堂々とアウトプットし続け、徐々に発音をよくし、文法を覚えていきましょう。

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