英語を話せるようになるにはどうしたら良いのでしょうか?
私の経験から、ポイントは下記3点です。
- 目的、目標を定める
- 必要なものだけインプットする
- とにかくアウトプットしまくる
みなさん、英語を話すために大変な努力をされています。
ただ、時間をかけただけ上達するものではありません。
方向性が間違っていては、無駄な努力になってしまいます。
1. 目的、目標を定める
これは、非常に大切で、TOEICの点数とかそういうものではないです。
確かにTOEICで高得点取る人は、英語も話せます。
しかし、そういった目標ではありません。
例えば、「半年以内に基礎英語をマスターし一人で海外旅行をする」、「1年後にビジネス会話レベルの英語をマスターし外資系企業に転職する」といったものです。
私の場合は、下記2つで、1つは上記と同じです。
・「半年以内に基礎英語をマスターし一人で海外旅行をする」
・「海外で道に迷った時に助けてもらったため、日本で困っている外国人を助け恩返ししたい」
英語というのは、ゴールが見えにくいですし、一度、英語をマスターした人でも、何年も使わないと英語力は落ちます。
それだけに、何のために(目的)、このレベルまで(目標)英語をマスターするのかをあらかじめ決めておくことが重要です。
目的、目標を決めている人は、上達が早いと言われます。
それは、はっきりした目的、目標があると、寄り道はせず、余計な勉強をせず、目標に向かってまっしぐらに進めるためです。
言語というのは、目的がないと、とてつもなく広範囲になってしまいます。
例えば、京都に住んでいて、「京都に来る外国人観光客を案内したい」という目的であれば、ビジネス英会話は必要なく、日常会話と京都観光に関する単語だけをマスターすればいいのです。
ただ、1年後に外資系企業に転職する場合、その業種が金融、保険業であったり、職種がプログラマーであったりした場合は、仕事に関する専門書や専門用語を学ぶ必要があります。
2. 必要なものだけインプットする
ここでまた、上で説明した目的、目標決めにも関連することですが、英語ってそれほど多くの語彙力は必要はないのです。
例えば、海外の人と友達になりたいという目的であれば、中学英語程度の語句や文法と趣味程度のプラスアルファで充分です。
それでは、海外の人と話す内容とはなんでしょう。
(特殊な目標にしていない、専門職を目標にしていない場合)
それは下記の3つです。
・自己紹介
・趣味や仕事
・日本のこと
膨大な語句や文法を覚える必要ななく、①自己紹介、②自己紹介から突っ込んだ趣味など、③日本のこと だけをインプットし、アウトプットの練習をするだけで良いのです。
自己紹介
海外の人と話す内容の1番目、自己紹介の英文の作り方は、下記のサイトをご参照ください。
自己紹介英文の作り方
自己紹介では、名前 、 ニックネーム 、 職業 、 年齢 、 出身地 、居住地 、家族 、 趣味 、 好きな食べ物 、 性格 、 夢 などを説明していきます。
趣味や仕事
海外と話す内容の2番目に「趣味や仕事」と書きましたが、これは自己紹介の中身を掘り下げて相手と話し合います。
例えば、私の場合、趣味は草野球をすることです。
すると相手は、どれくらいの頻度で草野球をやってるんですか?、好きなプロ野球チームはどこですか?などと、自己紹介について詳しくやりとりしていきます。
あと、職業や家族についてもよく聞かれます。
あなたの仕事は何を販売する仕事ですか?、結婚されて何年ですか?、娘さんは何歳ですか?など。
自分でなんでも答えられるように、細かな情報を英文で用意しておきます。
また、相手の自己紹介に対しての質問も準備しておきましょう。
例えば、「ロスアンゼルスは住みやすいですか?」など。
日本のこと
意外に思われるかもしれませんが、外国の人は日本のことを知りたがっています。
それを1冊にまとめた本を紹介します。
「日本のことを1分間英語で話してみる」です。
こういうわかりやすい、中学校レベルの基礎的英語のインプットの繰り返しが役に立ちます。
音読でインプットを完璧にする
音読は英語力強化に必須の練習法です。
どの本で音読しても構いませんが、自分のレベルにあった1冊を徹底的に音読することをお勧めします。
音読は、最も効果的なインプット法でリーディング力のアップにもつながりますが、アウトプットにも役立ちます。
ではどうやって音読するか、音読の方法が書かれた本もたくさんん出ていますが、音読の方法だけを知るためにわざわざ買うまでもないので、ググってみてください。
【英語音読】効果的なやり方を5ステップで解説
3. とにかくアウトプットしまくる
これまで、1.目的と目標を明確にする 2.自己紹介、趣味、日本に関してインプットする というステップまで説明しました。
最後は、アウトプットです。
せっかく、単語やフレーズを覚え、語彙力が上がっても、英語をどんどん話してアウトプットの練習をしなければ、外国人との会話の練習にはなりません。
たしかに、音読により口に出して話す練習はできるのですが、独り言レベルです。
ただ日本にいて、外国人と話す機会は少ないです。
私は、一時期「レアジョブ」という安価なオンライン英会話で学んでいました。
英語の勉強をする本は、1冊程度に絞り込み、それに集中してマスターするのがお勧めです。
そこでもう1冊紹介するのは気がひけるのですが、オンライン英会話を利用せず、アウトプット(話す)練習になる「超図解 話すための英文の作り方100」という本は良書です。
難しい文法は使わず、たった100通りのパターンだけで英文を作るコツをつかめるというものです。
この本もCD付きなので、アウトプットに効果のある音読学習ができます。
まとめ
英語を最短で話せるようになるためには、「目的と目標を明確にする」「自己紹介、趣味、日本に関してインプットする」「アウトプットしまくる」です。
勉強する本も1冊か2冊に絞り込み、どの単語、文法を覚えるべきかに集中して覚え、口に出して話して練習しましょう。
いかがでしようか?
今回の情報が、皆様の英語学習のお役に立てれば幸いです。
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