ニューカレドニアが「天国に一番近い島」と呼ばれる理由は?
これまで、様々な海外旅行ノウハウを綴ってまいりました。
今回は、私が約25年前に行ったニューカレドニアについて、思い出しながら調べながら解説させていただきます。
「天国に一番近い島 ニューカレドニア」そう呼ばれるようになったのは、今から約50年以上前、作家・森村桂の旅行記『天国にいちばん近い島』にニューカレドニアが描かれたことからです。
当時、ベストセラーとなったその作品は、のちに映画化もされ大ヒットしました。
そして今、この島は多彩な体験を通じて自分ならではの“天国”を見つけられる場所として、注目を集める旅のデスティネーションになっています。
世界で5本の指に入るほど、海は美しかったです。
ニューカレドニア旅行のノウハウは、下記の通りです。
①ニューカレドニアの基本情報
②ニューカレドニアのおすすめスポット
③航空会社とホテルの個別手配か、海外ツアーか!
④計画を立てたら必要な手配や手続きをとる
⑤ニューカレドニアへの準備
⑥ ニューカレドニア入国までの流れ
⑦手荷物はきちんと整理して、帰国はスムーズに
①ニューカレドニアの基本情報
国名
ニューカレドニアの正式名称は、「フランス領ニューカレドニア(Nouvelle Caledonie)」。
実はニューカレドニアはフランス領なんです。
首都は「ヌメア」です。
地理
オーストラリアの東に位置しています。
フランスパンのような形をした首都ヌメアがある「グランドテール島」と、その周辺の小さな島々から構成されます。
気候
1年を通して気温の変化が少なく温暖な気候のニューカレドニア。
年間平均気温は24℃です。
ニューカレドニアは南半球に位置するので、日本と季節が逆になります。
9~12月は春~初夏にあたり、比較的雨が少なく、気温もそこまで高くならないので過ごしやすい時期。
夏にあたる1~4月はスコールがざっと降る日が多くなり、ハリケーン(台風)が接近することもあります。
最も暑くなる2、3月の平均気温は27℃です。
そして、秋~冬の5~8月は、朝夕の気温がぐっと下がるので、羽織が1枚あると良いです。
7、8月は、気温が20℃を下回る日もあって、肌寒くて海で泳げないこともあります。
言語
公用語はフランス語。
ホテルやレストランでは、英語が通じるところもあります。
通貨
通貨は「パシフィック・フラン(CFP franc)」。
単位はXPFです。
1XPFは約1円(2019年9月現在)なので、計算がしやすいです。
日本からのアクセス
日本からヌメア国際空港(ヌーメア=ラ・トントゥータ国際空港)まで、直行便で8~9時間ほどで行くことができます。
時差
日本との時差は+2時間。日本が正午の時、ニューカレドニアは午後2時です。
物価
物価は日本より少し高めです。
というのもニューカレドニアはフランスや、近隣のオーストラリア、ニュージーランドからの輸入品が多く、コストがかかっているからです。
レストランでランチをするなら、1人当たり2,000~3,000 XPFほどかかるようです。
チップ
チップの習慣はありません。
チップに慣れない日本人にとっては嬉しいところです。
②ニューカレドニアのおすすめスポット
長文のため別記事に分けました。
ニューカレドニアのおすすめスポット ニューカレドニアはとてもユニークな観光地。世界遺産に認定された世界最大面積のラグーン。本島のグランドテール島は美しい景観と冒険心をくすぐる遊び場のような場所。美しい無数の島々にはインスタ映えするような自然をご覧ください。
③航空会社とホテルの個別手配か、海外ツアーか!
パッケージツアーと個人手配の料金比較
条件を以下にして、比較しました。
・7日間で成田発であること
・出発日は2019年10月30日とすること
・ホテルはボーリヴァージュとすること
どこが1番安かったのか、結論から言うと旅工房(大阪発も)でした。
7日間で93,800円〜と安いです。
成田発【ビーチまで徒歩1分】シトロン湾がすぐ目の前のシンプルでスタイリッシュな『ボーリバージュ/スタンダードルーム』7日間|選べる特典付き93,800円〜
《大阪発・関空直行便あり!》早期予約がお得!シトロン湾がすぐ目の前!シンプルでスタイリッシュなホテル『ホテルボーリバージュ/スタンダードルーム』宿泊8日間104,800円〜
次に個人手配は、エクスペディア【航空券+ホテル】で検索しました。
スカイスキャナー、スカイチケット、アゴダも調べましたが、上記が安かったです。
飛行機代 +ホテル¥113,180(226,359÷2名)
旅工房ツアーのほうが送迎付きで1名¥19,380安いです。
④計画を立てたら必要な手配や手続きをとる
長文のため別記事に分けました。
ニューカレドニア旅行に必要な手配や手続きとは
期限のある手続きもありますので、早め早めの準備がおすすめです。
ニューカレドニア旅行に行かれる方はぜひご覧ください。
⑤ニューカレドニアへの準備
長文のため別記事に分けました。
ニューカレドニアへの準備:重要項目のまとめ!
特に重要な項目、その他気になることをまとめましたのでご覧ください。
特に重要な項目だけをまとめてあります。
その他、気になることは下記にまとめてあります。
⑥ニューカレドニア入国のながれ
入国時に必要な書類は、パスポート、帰国便チケット(もしくは第三国に抜ける航空券)、そして、検疫申告書およびニューカレドニア経済統計局アンケート(機内で配布)です。
航空機で到着した場合、まずイミグレーション(入国管理局)の窓口に向かいます。
そこを抜けると、バゲージ・ピックアップ。
その後に、通関、検疫を経て、無事入国です。
イミグレーション(入国管理局)
通関申告のための記入用紙はありませんので、無申告の場合には、通関をそのまま抜けて、検疫に向かいます。
まれにバッグを開けるように言われる場合があります。
その場合は指示に従ってください。
なお、免税範囲は以下の通りです。
タバコ類 紙巻きタバコ200本、もしくは小型葉巻100本、もしくは葉巻50 本、もしくはタバコ250グラム
アルコール類 ワイン 2リットル、22 度を越える蒸留酒やスピリッツ類1リットル、もしくは22度以下の蒸留酒やスピリッツ類2リットル
香水類 香水50g オードトワレ 1/4リットル
コーヒー コーヒー 500g もしくはコーヒー・エッセンス 250g
茶類 茶類 100g 茶類のエッセンス40g
※17才未満の旅行者には、上記のタバコおよびアルコール類の持込みに関する免税は適用されません。
それ以外 15歳以上の場合30000CFP、15歳未満の場合15000CFPを超える価格の物品を持ち込む場合に申告しなければなりません。
検疫
通関を抜けると、検疫です。
ここで、検疫申告書およびニューカレドニア経済統計局アンケートを提出します。
両面に記入する1枚の用紙で、通常、搭乗した飛行機の中で配られます。
記入方法については、エアカラン機内誌に説明がありますので、参照してください。
検疫申告書およびニューカレドニア経済統計局アンケートは、出入国書類のページに説明があります。
⑦手荷物はきちんと整理して、帰国はスムーズに
とうとう楽しい観光も終わり、日本への帰国です。
ホテルで飛行機搭乗時に預ける荷物と、携行する荷物をきちんと分けて、空港で慌てないように時間に余裕を持って準備しましょう。
ニューカレドニアから出国する場合、ロビーの右側に航空会社のカウンターがありますので、まずそこでチェックインします。
チェックインを済ませたら、余ったCFPがあれば到着ロビーへ行き、両替所で両替をします。
出国ゲートを過ぎると両替はできません。
その後、出国審査を受け、2階に進みます。
ここには免税店、免税品受け取りカウンターなどがあます。
以上で、「安いニューカレドニア旅行のノウハウ」は終わりです。
ニューカレドニアに行かれるご参考にしていただければ幸いです。
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