タイに行く方法
これまで、様々な海外旅行ノウハウを綴ってまいりました。
今回は、日本人が行きたい海外旅行4位のタイについて解説させていただきます。
タイの行き方は、下記の通りです。
①タイに行く時期、行きたい場所を決める
②計画を立てたら必要な手配や手続きをとる
③タイへの準備
④旅行当日、空港でやることと飛行機搭乗までのながれ
⑤タイを楽しむ
⑥手荷物はきちんと整理して、帰国はスムーズに
旅行情報を調べるのも手続きをするのも、ほとんどネットでできます。
準備の段階で実際に足を運ぶ必要があるとすればパスポートの手続きくらいです。
でも、すでにパスポートをお持ちの人ならその手間すら必要ナシです。
それではそれぞれのステップについて詳しくご紹介していきます。
①タイへの出発時期、行きたい場所を決める
タイ国内の移動手段は、鉄道や高速バスがメインで、北部のチェンマイへは飛行機も利用できます。
まずは何が見たいか? どこに行きたいか? を考えて効率よく観光できるルートを考えましょう。
人気の観光スポットが目白押しの首都バンコクだけを観光するなら、タイの空の玄関口、スワンナプーム国際空港から入国し、高速鉄道のエアポート・レイルウェイ・リンク(ARL)、タクシーなどでバンコク中心部へ。
鉄道なら空港から都心まで最短15分ほど。
2泊か3泊してバンコク市内を観光するなら、現地での1日目には、バンコク観光のハイライト、ワット・ポー、ワット・プラケオ、ワット・アルンの三大寺院巡りを。
夜はバンコク名物、ホテルのルーフトップバーで夜景を見ながら過ごしたり、リバーフロントのナイトスポット アジアティークでお買い物やグルメを楽しむのもいいでしょう。
2日目は、早起きしてタイで最も有名な水上マーケット、午前中賑わうダムヌンサドゥアック水上マーケットへ。
バスで片道1時間半かかります。
タイならではの雰囲気を楽しんだら、午後はバンコク市内に戻りショッピング。
バンコクには大型のショッピングモールがたくさんあり、ウィンドウショッピングだけでも結構楽しめます。
夜は、チャオプラヤー川でのディナークルーズがおすすめ。
タイは、独自のタイ古式マッサージの文化がある美容大国。
高級スパからリーズナブルなマッサージ店まで様々なお店があります。
3日目は、エステ、スパなどで自分磨きはいかが?
カオサン通りでアジアならではの混沌とした雰囲気を楽しむのも面白いかも。
3泊か4泊なら、世界遺産の街、古都アユタヤまで足を延ばせます。
菩提樹の根に覆われた仏頭が有名なワット・マハータート、72mの大塔があるワット・ヤイチャイモンコンなどを巡り、タイの王朝時代を体感しましょう。
また、リゾート地のパタヤへはバンコクからバスで片道2時間ほど。旅行日程のうちの1泊をパタヤで過ごせば美しい海も楽しめます。
タイ北部の街、チェンマイは美しい自然に囲まれたタイ第2の都市。
古くは王国の首都として発展し、見どころも豊富。
バンコクからチェンマイまでは、約750km。飛行機利用のルートならスワンナプーム国際空港、ドンムアン空港から1時間15分ほど。
1日に約50便運航されています。
鉄道やバスだと約9時間~10時間。
日程に余裕のある方や、寝台列車で夜に移動するという方におすすめです。
チェンマイでは、市街地から14km離れた郊外にある寺院、ワット・プラ・タート・ドーイ・ステープは外せません。
ラーンナー王朝時代に建てられた寺院が40~50近くある旧市街は一辺約1.6kmほどの狭いエリアなので、1日あれば十分観光できます。
夜は700店舗近くの露店が並ぶナイトバザールを楽しみチェンマイ市内で1泊。ゆっくり楽しみたいなら2泊して、カレン族やモン族といった山岳民族の村を訪ねてみてもいいかも。
エメラルドグリーンの美しい海が魅力で、アンダマン海の真珠とも言われるプーケットはタイ最大のビーチリゾート。
タイでリゾート気分を存分に味わうなら、バンコクには滞在せず、バンコク到着後すぐにプーケット行きの飛行機に乗り換えてプーケットへ。
スワンナプーム国際空港、ドンムアン空港からは1日57便以上運航されています。
所要時間は約1時間半。
プーケットでは、空港から車で約40分ほどのところにある中心地、パトンビーチに滞在すると便利。
美しい遠浅のビーチ、大型ショッピングセンターもある賑やかなバングラロードなど、海、グルメ、ショッピングが徒歩圏で楽しめます。
世界屈指のリゾート地プーケットを目一杯楽しむなら、離島のピピ島、コーラル島まで足を延ばしてみましょう。
プーケットから日帰りツアーも出ていますので手軽に行くことができます。
大小約160の島々や岩礁が点在する景勝地 パンガー湾国立公園もおすすめ。
日程
タイ旅行の日数って何日で行くのがいいのでしょうか?
バンコク市内の主要観光スポットだけを周るなら2泊あれば十分。
ただし、往路の飛行時間が6~7時間かかるので、航空便の到着時間、出発時間によって滞在時間、宿泊日数が変わってきます。
ゆっくり楽しみたいなら、行きは朝に到着する深夜便、帰りは夕方から夜に出発する便を利用しましょう。
この場合、2泊4日となります。
また、夕方日本を発つ便だと夜遅くホテルにチェックインとなるので3泊4日になります。
ベストシーズンは?いつ行くのがお得?
タイに旅行するならいつがベストシーズンなのでしょうか?
タイの季節は、暑季・雨季・乾季の3つに分けられています。
暑季は、2月中旬~5月中旬で文字通り年間を通してもっとも暑い季節。
日中の最高気温は35℃~37℃で、降雨量も少なく乾燥しています。
40℃を超える日もあり、日差しも強い為、暑さ対策は十分に。
暑くても雨が降らないほうがいいという方なら暑季もおすすめ。
また、少しでも暑さを避けて夜にライトアップされた寺院を巡るという手も。
6月~10月は雨季。
5月下旬頃から徐々に降水量が多くなり、9月には平均降水量が300mmに達し、道路が冠水することもあります。
ただ、雨は一日中降り続くことなく、激しい雨が1時間ほど続いた後に止むスコールの場合が多く、雨の合間には晴れ間がのぞきます。
平均気温は30℃前後。雨の日には、スパでゆったり過ごしたり、ショッピングモール巡りするのがおすすめ。
11月~3月はほとんど雨が降らない乾季。
バンコクの降水量は20mmほどで、ほぼ毎日晴れの日が続きます。
平均気温は27℃前後ですが、最低気温は12月や1月には20℃ぐらいまで下がることもあり夜は冷え込むので、羽織るものが1枚あれば安心。
海の透明度もこの頃が一番高く、街歩きも快適。
旅行に適したベストシーズンはズバリ乾季と言えます。
何万ものランタンがゆっくりと空高く昇っていくチェンマイの「コムローイ祭り」も毎年11月頃開催。
航空会社とホテルの個別手配か、海外ツアーか!
パッケージツアーと個人手配の料金比較
条件を以下にして、比較しました。
・2泊4日で、羽田夜発、タイ深夜発であること
・出発日は2019年11月16日とすること
どこが1番安かったのか、結論から言うと阪急交通社でした。
2泊4日で45,000円と安いです。
次に個人手配は、スカイチケットとアゴダで検索しました。
上記と同じ時間帯の飛行機、同じホテルグレードのバンコクセンターホテルで同じ宿泊数での検索です。
飛行機代 ¥42,000 バンコクセンターホテル代 ¥7,640 2泊 計¥49,640
ツアーのほうが¥4,640安いです。
②計画を立てたら必要な手配や手続きをとる
日程や行きたいスポットなど、計画が決まったら予約や手続きに進みます。
期限のある手続きもありますので、早め早めの準備がおすすめです。
タイ旅行で必要な手続き等は次のとおりです。
ビザ・パスポート・入出国
【ビザ】
観光目的で、入国30日以内に出国する予約済みチケットおよび1人1万B(家族で2万B)相当の現金があれば、ビザなしで30日(29泊30日)滞在できる(隣接国から陸路や海路での入国は1暦年に2回まで可能)。
許可される日数以上滞在する場合は、原則としてビザが必要。
詳しくはタイ大使館などに問い合わせを。
【パスポート】
タイ入国時に残存有効期間が6ヵ月以上必要。
【入出国時に必要な書類】
タイ入国時に、出入国カードの記入が必要。
税関申告書は必要な人のみ。
【税関】
・タイ入国時の免税範囲
たばこ:紙巻き200本、または葉巻類250g 酒類:1本(または1L以内) これを超える数量を持ち込む場合は税関に申告を。申告を怠ると高額のペナルティが科されるので注意。
・電子たばこの持ち込み
電子たばこ(加熱式たばこ)は持ち込み禁止で、タイ国内での所持も違法なので注意。
海外旅行保険など
海外旅行保険付帯クレジットカードは2枚持つべき
旅行保険を持っておくべき一番の理由は病気やケガに備えることだからです。
旅行のトラブルで圧倒的に多いのが、渡航先での病気やケガ。
はじめて目にするものばかりなのでキョロキョロしながら歩いていてケガをしたり、人混みでカメラやバッグ、スマホを盗られる危険性もあります。
保険なしで旅行に行くのは危険です。
なので、安価で済ませられるクレジットカードに付帯する海外旅行保険を使ってタイ旅行に行く事をおすすめします。
タイは、付帯保険の医療費用は400万円程度あれば安心と言われています。
そのため、タイは必要数2枚です。
もちろん、最終的な判断は、海外旅行に行く人それぞれが行うことです。
保険付帯カード 選び方
● 「疾病傷害費用」の保険金額で選ぶ。
● 自動付帯が便利。
● 保険付帯カードは、死亡後遺障害以外は限度額が合算される。
以上をふまえて厳選する年会費無料のクレジットカードはおすすめ順に下記2枚です。
1位
エポスカード(VISA)
■年会費永久無料で、若年層の初めて持つカードとしても人気です!
■マルイはもちろんVisa加盟店でポイントが貯まる!
入会時2,000円分ポイント、通常0.5%、飲食店・カラオケ店で最大5倍、提携店舗ショッピングでボーナス、ネットショッピングで2〜30倍、旅行・ホテルの会員用サイト予約で最大6倍、アプリのミニゲームで毎日最大3ポイント等
■年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯しているのも魅力
事故死/後遺障害:500万
疾病:270万 障害:200万
賠償責任:2,000万
携帯品損害:20万
救援者費用:100万
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2位
REX CARD(Mastercard/VISA)
■本会員カードはもちろん、家族カードもETCカードも年会費無料です!
■最高レベルの還元率でポイントが貯まる!
JACCSモールをご利用された場合、REX POINTとは別にカードご利用金額の0.5%から最大12%に相当するJデポをプレゼント。
いつでもどこでもカードを使うたびに1.25%のREX POINTがたまります。
価格.com安心支払いサービスにてREX CARDをご利用いただいた場合、ポイント還元率が1.5%にアップ!!
■年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯しているのも魅力
事故死/後遺障害:最高2,000万
疾病/障害:200万
賠償責任:2,000万
携帯品損害:20万
救援者費用:200万
エポスカード がVISAしかないので、Mastercardにするとバランスが良いです。
最もお得な外貨両替方法 にも書きましたが、国際ブランドの為替レートはVISAよりMastercardの方が安いので、海外で使用するにはMastercardがお勧めです。
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旅行保険は、目標の補償金額に満たない場合には別のクレジットカードを発行することで保険金額を「合算」することができます。
※事故死、後遺障害は合算できません。
つまり、旅行保険が付帯する2枚のカードを持っていれば、旅行保険を2つ「重ね掛け」するのと同じ事になります。
そのため、仮にエポスカードとREX CARDの2枚を持つと、目標の補償金額を超えることができます。
医療費用400万円程度で安心となると、上記2枚のクレジットカード合計で疾病470万円、障害400万円の保険金が適用されるので安心です。
次回、「③タイへの準備」へと続きます。
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