前回は、ファヴィニャーナから移動して、旅行最終日のシチリア島首都パレルモでの1泊の夜を綴りました。
今回は、ローマ、ドバイを経由して日本へ帰るところまでを綴ります。
ホテル メディティラーネオの朝食は最高!
ホテル メディティラーネオの朝食は、素晴らしかったです。
パンは出来立てで、暖かくふわっとしていました。
出来立てというだけでなく、味も美味しかったです。
サラミもハムもちょうど良い塩加減でおいしかった。
フルーツも美味しかった。
こんな美味しい朝食は、味わった覚えがありません。
おそらく、レストランの隣の厨房でパンを焼いて、出来立てを提供しているのでしょう。
パンだけではなく、ハムやフルーツにもシェフのこだわりが感じられました。
パレルモでのお土産は「カルフール」で買おう!
復習になりますが、パレルモの前に行ったファヴィニャーナ のお土産は、「南イタリアのファヴィニャーナ島とシチリアの海と料理は最高!その3」でお伝えした通り「ツナ缶」が良かったです。
日本のツナ缶も美味しいですが、味の濃いファヴィニャーナ のツナ缶もお土産話しにもなって良いと思います。
では、シチリア、パレルモのお土産は何が良いのでしょう?
それは個人の送る相手、目的にもよります。
私がチョイスしたお土産は、下記の2点です。
Torrone トッローネ
シチリアは良質のアーモンドを産地です。
調べた結果、伝統的なアーモンド菓子「トッローネ Torrone」が良さそうでした。
もし甘いものがお好きならおすすめです。
やや硬めなので、歯の弱いお年寄りには不向きです。
価格が1個1ユーロ程度なので、手配り用のお土産に最適です。
私は「カルフール」で29個を買いました。
シチリアワイン
シチリアで作られた赤ワインを酒好きの友人向けに買いました。
シチリアのワインは超美味しいと評判です。
カルフールで6.5ユーロと安価で買ったのですが、友人も美味しかったと喜んでました。
右側のこげ茶のトッローネが1.49ユーロと高く、左の茶色が0.99ユーロでした。
やはり、お菓子やワインは、断然スーパーマーケットで買うのが一番安いです。
下記、レシートです。
フランス大手のカルフールで買うのが一番お得です。
パレルモ空港までタクシーで
朝遅めに起きたので、カルフールでお土産とか買うと、急いでパレルモ空港まで行かなければなりません。
駅まで徒歩15分少々歩き、そこでバスで行くかタクシーで行くかの判断になります。
バスの場合:
所要時間:空港⇔中央駅が約50分
料金:片道6,30ユーロ
タクシーの場合:
所要時間:約30分前後
料金:55ユーロ程度
バスのチケット売り場で、空港行きバスの出発時間を確認しましたが、離陸の1時間前に着きそうもなかったので、タクシーにしました。
タクシーもどこから乗ればいいのかわからずうろうろと探しました。
探しているうちに1台のタクシーを見つけました。
キャッシュをほとんど持っていなかったので、「クレジットカードを使えるか」聞きました。
運転手も片言の英語で、「ATMに寄ってあげるから、そこでキャッシュをおろせるよ」とのことです。
あとは「空港までいくらか?」と聞いてみました。
60ユーロとのことです。
相場は、50〜60なので交渉成立です。
パレルモ空港到着です
12時発の飛行機に対して、10時40分頃に到着しました。
着いたのはいいけど、チェックインカウンターはどこに並んでいいかもわからないほど、ものすごい人でした。
係員に「ローマ行きはここに並んだらいいのか」と確認して行列に並びました。
それを聞いていた欧米人のおじさんが、「あなたもローマへ行くの? 私も12時発のローマ行きだよ。 よろしくね」と英語で話しかけてきました。
しかし、なかなか行列が進みません。
今日は7月8日。
あとで聞いた話ですが、7月3日にシチリア島沖で大きな噴火があったそうです。
そのせいかどうかわかりませんが、チェックインカウンターのコンピューターがダウンしているようです。
かれこれ11時20分頃でしょうか、前の方で並んでいる人が、
「私たちは12時発のローマ行きに乗らなければなりません。
すいませんが先に行かせてください。
ローマ行きです!
ローマ行きです!」
とイタリア語っぽい言葉でアピールして、順番を抜かして行きます。
それを見た英語で話しかけてきたおじさんが、私に
「ゴー! ゴー! ゴー!」とまくし立ててきました。
私たちも、eチケットなどを大きく右手に高く上げ、
「ローマ! ローマ! ローマ!」
とアピールしながら割り込ませていただきました。
いざ、チェックインカウンターでeチケットを見せてわかりました。
普通、空港のチェックイン作業は、1分とかその程度で済みのに、コンピューターがダウンしているのか、1人5分以上かかっています。
要するに、普段の5倍のチェックイン時間がかかっているわけです。
それにしても、受付カウンターの空港職員の落ち着き払った態度は遺憾です。
こちらは、自国に無事戻れるかどうかの瀬戸際なのに、待たせて申し訳ないという態度は一切見せません。
ローマ着
イタリアの国内線 アリタリア航空でローマに着きました。
ローマ空港は、国内線と国際線の建物が分かれていて、下の写真が国内線の棟です。
ここから、5分ぐらい歩いて国際線の棟へ移動します。
下の写真が国際線の棟です。
少し変わった例を挙げると、ローマ国際空港では軍人が警備してました。
肩に機関銃を下げ、やや物々しい雰囲気でした。
ローマ国際空港 出発ロビーには味千ラーメンあり
博多とんこつラーメンのチェーン店、味千ラーメンが出店していました。
日本食が食べたかったのですが、時間もあまりなく、機内食が出るのがわかって食べませんでした。
ローマ-ドバイ間の1回目の機内食です。
ローマ-ドバイ間の2回目の機内食です。
ドバイ着
ドバイでトランジットです。
アラブ首長国連邦は、物価が高いですが、中東独特のお土産が買えます。
また、お土産屋さんなど数多くあり、とても広い空港です。
あまりにも広すぎて、迷っている日本人の人がいたので、色々教えてあげました。
ドバイ観光の日本人も多いですが、ヨーロッパなど様々な国からのトランジット利用している日本人も多かったです。
ドバイ3時発、関西空港着の便を利用する関西の人が多かったです。
今回は、日本人の少ない国と地域だったので、同じ関西の人たちがたくさんいて、少し嬉しくなってきました。
世界一まずい醤油ラーメン
追加のお土産を買い、時間が少し余りました。
数日前から恋しかった日本食を食べようかなと思い、見つけたのが「食物粮」。
欧米人2人組が、「これはジャパニーズショウユラーメンか?」と店員に何度も聞いていました。
店員がどう答えたかはわかりませんが、ジャパニーズショウユラーメンではなかったです。
誘惑に負けて、ショウユラーメンを注文しました。
ショウユラーメンです。
なんか変なものばかり入っています。
四角い白いものは、豆腐です!
麺はパサパサでまずい!
スープも具もまずい!
レシートを見てびっくり!
43AED 日本円で約1,340円!
日本だったら500円でも食べたくないです。
ドバイを後に
ドバイ3:00発、関西国際空港17:15着です。
エミレーツ航空の機内食2食をいただきました。
エミレーツ航空では、食事前に今日の献立を配ってくれます。
そこには、「ご希望がありましたらカップ麺をご提供いたします」と書いてありました。
あのショウユラーメンなんか食べずに、カップ麺の方がよっぽどマシだと思います。
まとめ
「所変われば品変わる」
土地が違えば、風俗・習慣・言語などが変わってきます。
ホテルの美味しい朝食、カルフールで買ったアーモンド菓子「トッローネ」、パレルモのタクシー、パレルモ空港職員の横柄さ、ローマ空港警備の兵士、ドバイのラーメンなど。
とても、面白く、貴重な経験ができました。
これまでの体験記もご参考に。
また、これからの体験記にもご期待ください。
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