みなさん、今回はノマドに必要な「パソコンウィルスソフト」について解説します。
よく、Macはセキュリティソフトが不要だという説があります。
本当にそうなのか、順を追って説明していきます。
今回は、ノマド、ノマドに多いWebデザイナー、Webエンジニアでは8割がMacと言われているので、Mac中心にお話しします。
でも、もし皆さんのパソコンがWindowsであれば、有無を言わずセキュリティソフトは必須とお考えください。
Macにセキュリティソフトが不要だと言われる要因
では、なぜWindowsとMacにはこのようなセキュリティソフトの要、不要の差があるのでしょうか。
それには、主に2つのMacの特徴が関係しています。
1.Macのシェア率の低さ
2018年第4四半期のMacシェアは7.2%でした。(調査会社Gartnerデータ)
2020年2月のデスクトップのMacシェアは9.4%でした。(Net Applicationsデータ)
ここ最近は7~9%のシェアといったところです。
このようにMacとWindowsにはシェアに大きな差があります。
シェアが大きいOSを狙えばウィルスを拡散する速度も早い為、ハッカーはWindows向けにウィルスを作る場合が多いといえます。
Macはハッカーに狙われにくい為、ウィルス対策がさほど重要でないという説の1つとなっています。
2.Macには既にアンチマルチウェアが搭載されている
OS Ⅹ 10.6.8以降のOSにはマルウェアを防ぐアンチマルウェアが搭載されています。
そのため、他のセキュリティソフトを導入すると、それとバッティングして不具合を生じることもあります。
私も2018年8月頃に使用していたMacBook Airにノートンのセキュリティソフトを入れたところ、異常なくらいSafariや他のパソコン動作が遅く使い物にならなくなったので、即解約しました。(もったいなかった)
これが俗にいう相性なのか、不具合というものかと思いました。
最低限のウィルス対策を
とはいえ、何もしなくて良いかというとそうではありません。
2012年には、Macを標的にした攻撃によって、60万台のMacがウィルスに感染するという被害も起こりました。
そのため、Macといえどもウィルスに気を付けなくてはならないことに変わりはありません。
セキュリティソフトを入れる入れないにかかわらず、Macの基本性能で、以下の最低限のウィルス対策を行ってください。
・ファイヤーウォールをオンにする
・最新のOSにアップデートしておく
・ブラウザも最新にアップデートしておく
でも、海外ノマドにはウィルスソフトが必須!
いくらMacが安全とはいえ、海外には危険がいっぱいです。
ノマドになれば、パソコン1つで海外に行ったり、カフェなどで仕事をしたりします。
必然的に、公共のネットに接続することが増える為、ウィルスに感染しやすくなります。
国内にいても、駅や公園のベンチ、マクドナルドなど無料WiFiのあるところで仕事をしたりします。
Macの場合、ずっと自宅でしか作業しない、絶対に公共のネットに接続しないというのであれば、ウィルスソフトは不要かもしれません。
でも、海外へ行く場合、空港で長時間待つことが多く、ましてやトランジットであれば、ノマドには仕事熱心な人が多いので、公共WiFiを使ってしまうのではないでしょうか。
特に空港は危険です。
海外のハッカーをなめてはいけません。
ハッキングされると、以下のような被害にあいます。
・ウィルスに感染してパソコンが壊れる。
・クレジットカードを不正利用される。
・ネットバンキングで不正利用される。
上記には載せてませんが、セキュリティソフトも入れずに、万が一、顧客データや顧客の守秘すべきものが盗まれたら、社会的信用を失い、フリーランスとしてやっていけなくなります。
私が使っているウィルスソフトはこれ!
大概のブロガー、アフィリエイターの人達は、ノートンを勧めます。
世界シェアNo.1だし、利益が高いのかな?
でも、私の場合は、2018年8月にMacBook Airで不具合を起こしめちゃくちゃ遅かったので、ノートンは使いません。
あれから2年近く経ったので、きっと対応策を考えておらると思いますが、ノートンさん、ごめんなさい。
Windowsの方は、是非、ノートンをご検討ください。
Macの方は、「ZEROスーパーセキュリティ」がオススメです。
ノートンもZEROスーパーセキュリティも、私がMacで使って実証済みだからです。
まさに、「すごい、軽い、安い」の3秒し揃ったソフトです。
防御力も軽さも世界No.1
下記の表は、2020年3月のAV-test(ドイツ)のテスト結果です。
※AV-TEST:The best antivirus software for MacOS Home User【Performance】
ノートン、ウイルスバスター、ZEROスーパーセキュリティ(Bitdefender)等の評価が高いです。
さらに、「ZEROスーパーセキュリティ」は、世界一の性能と評価されるビットディフェンダー・エンジン(Bitdefender Internet Security)搭載の総合セキュリティソフトです。
同エンジンは、国際的な専門機関の性能試験で、毎年のように年間1位に輝いています。
オーストリアの第三者機関AV-Comparativesの性能テストで、6年連続最高スコアを達成しています。
2019年は防御力、軽さなど7回のテストすべてで最高ランクとなり、「プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2019」獲得しました。
更新料0円で最も安い!
ソースネクストのZEROは「更新料0円」の買い切りタイプです。
1台のパソコンにインストールすれば、買い換えるまで5年でも6年でも使い続けることができます。
ノートンやウィルスバスター等は、1年または3年ごとに継続費用が掛かります。
下記、「ZEROスーパーセキュリティ」と「ノートン360スタンダード」の価格比較です。
ZEROスーパーセキュリティ | ノートン360スタンダード | |
初期費用 | 3,780円 | 4,280円 |
更新料 | 0円 | 初期費用より割高 |
私の結論
ノマドにとって、商売道具のパソコンがウィルスに感染したら命取り!
万一に備えて、ウィルスソフトはインストールすべき!
Macであれば、相性と軽さの面から「ZEROスーパーセキュリティ」が、経験上オススメ!
Windowsであれば、高いけど世界シェアNo.1の「ノートン360スタンダード」も要検討!
業界シェアトップクラスのオールインワンセキュリティ シマンテックのノートン360
この記事が、フリーランス、ノマドの方のお役に立てれば幸いです。
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